1.キス投げ釣り段位制の目的
釣りでは初めての段位制を取り入れ、これを確立する事により投げ釣り全体の地位とマナー、技術の向上を目指します。又、釣りの世界だけでなく広く一般社会にも啓蒙を行います。連盟においては専門分野を強化する事により、会員離れを防ぎ、会員増強を目的としています。
2.段位制の対象となる大会
※全日本クラブ対抗キス投げ釣り選手権(個人戦のみ)
※各協会のキス釣り大会(数釣りに限る)
※シマノ・ジャパンカップ
※ダイワ・スーパーバトルカップ投げ
※がまかつG杯
※報知新聞杯
※ササメ アスリートカップ
※サンラインカップ
3.段位制の概要
段位取得の前に級位があります。これは5級から始まり1級まで。
1級の上に初段が有ります。級位から段位取得の際には認定条件(試験)があります。
段位は最高段が5段でその上は永世名人とします。
(級位)
・ポイント制とします。参加点(2P/1大会)と入賞点(別表参照)の合計で10P獲得で1級上がります。
・ポイントの持ち越しは可能ですが飛び級は1年間で2級までです。
・ポイントの持ち越しに際してポイントの選別は出来ません。(例 参加点を消化して入賞点を次年度に持ち越す)あくまでも合計ポイントです。
・ポイントを持ち越して次年度で進級する際は必ず対象の大会へ1回以上の参加をする事。
・級位の認定はクラブを通じて申請して(別・ポイント申請書参照)頂くことになります。
・ポイント申請書に必要事項を記入しクラブ→協会の順で申請します。申請の際、台帳に記入し各々が保存します。
・ポイントは1級になった時点でリセットされます。
(段位昇進試験)
心技体の観点からも指導力、マナー、技術など一般の釣り人からも模範となることが望まれます。
心・・人格、指導力などを判断する為に所属する協会長の推薦が必要。
技・・正確な遠投力を要求される為にポイント競技での3投合計15M以内かSTもしくは5種目で3投平均150M以上(60歳以上は130M以上・女性は100M)の記録を残す事。
この場合、SC競技を実施していない協会も有るので他協会での記録も可
体・・入賞ポイントの10P
上記の全ての要件を満たす事。SCの記録に関しては段位制実施年度以降の記録とします。
年越しは認めます。
段位昇進についても申請方式とします。クラブ→協会と申請し協会長の推薦を経て連盟に申請する。連盟においては12月の常任理事会の審査を経て翌年度の新年総会で段位を認定する。
(段位)
級位と同じくポイント制ですが異なるのは入賞ポイントのみです。
級位と同じく10P獲得で次の段位に上がれるが次の段位に上がった時点でリセットされます。又、段位昇進は1年に1回のみで飛び級は認めません。ポイントの年越しは構いません。
初段→10P(2段)→10P(3段)・・・・・10P(5段)
永世名人は別に定めます。
4.表彰と申請料
・級位証は級位ごとに色分けしたものを贈る
・段位証は段位毎に金・銀・銅に色分けしたものを贈る。
・上位の獲得者には周年(5年毎)で表彰するが同じ段位では1回のみとする。
・級位の申請料は1,000円。段位は2,000円とするが製作額によっては変更がある。
5.ポイント
キス段位制ポイント表
大会名 |
1位 |
2位 |
3位 |
4〜10位 |
大会名 |
1位 |
2位 |
3位 |
4〜10位 |
クラブ対抗キス |
30 |
20 |
15 |
10 |
シマノ(1次予選) |
10 |
5 |
3 |
|
シマノ(ファイナル) |
20 |
15 |
10 |
|
ダイワ(1次予選) |
10 |
5 |
3 |
|
ダイワ(ファイナル) |
20 |
15 |
10 |
|
報知新聞杯(1次予選) |
10 |
5 |
3 |
|
各協会大会(年1回) |
15 |
10 |
5 |
|
ササメ・アスリートカップ |
10 |
5 |
3 |
|
シマノ(2次予選) |
15 |
10 |
5 |
|
サンラインカップ |
10 |
5 |
3 |
|
ダイワ(2次予選) |
15 |
10 |
5 |
|
ガマカツG杯(1次予選) |
10 |
5 |
3 |
|
報知新聞杯(決勝) |
15 |
10 |
5 |
|
|
|
|
|
|
ガマカツG杯(決勝) |
15 |
10 |
5 |
|
|
|
|
|
|
6.罰則規定
協会や連盟と日程が重複した大会などへの無断参加、著しく不正をはたらいた会員は、その大会を失格とし持ち点は全てリセットされる。